何かに成功したいと思っても、なかなか難しいですよね。

成功に向かってやっていることが正しいのかどうか、結果が出ないとわからないものでもありますし。

ただ、成功する人は皆、準備段階からしっかり考えて取り組んでいます。

そうでなければ運の良さだけで成功してしまうことになり、次も同じように成功するとは限らないからです。

準備段階に力を入れることで、仮に失敗したとしても次回に活かせる反省点が見つかります。

今回は、その準備の方法について考えてみましょう。

成功する人はしっかり準備している

宝くじも買わなきゃ当たらないですよね。

運の良さを発揮するにも前段階の行動というのは必ずあります。

当然、実力が試されるようなことでの成功を遂げる人は、準備をしっかり行っているものです。

受験なら傾向を知り対策を練る

オールマイティに勉強しなければならない国立大学の試験には受かっても有名私大には落ちるということは普通にあります。

逆も然り。

大学や高校の入学試験はそれぞれに特色があるため、その傾向を知って対策を練らなければなりません。

出題傾向はもちろんのこと、点数配分も異なり、某大学は英語だけ点数2倍換算だったりします。

試合なら相手の得意不得意リサーチ

スポーツなどの試合においては相手の得手不得手のリサーチをしているほど勝率が高いようです。

もちろん、そのリサーチ結果が的確であることが前提となりますが。

相手がどういう攻めを得意とするか、守りはどこが弱いか、誰をマークすべきかなどを過去の試合のビデオや、別の対戦相手との試合を見て分析します。

その上で、自分たちの持ち味を活かしつつ出来る対策を考え、なおかつ相手にも同様に分析されていることを見越して施策を練るわけです。

面接なら質疑応答の練習


就職などの面接は、わずかな時間で自分のことをどれだけ知ってもらえるか、売り込めるかが勝負。

履歴書に記載していることをなぞるだけなら、面接なんかする必要はないので、情報を立体化する必要があります。

履歴書の長所の欄に記載したことが「責任感がある」なら、そのエピソードトークを考えておかなければなりません。

短所も同様に、ただマイナスの情報として提供するのではなく、それをどう捉えていて、改善の努力を示すことが大切です。

また「質問はありますか?」という質問に「ありません!」と元気よく答えるのはアウト。

「弊社に興味ないんですね」と思われてしまうので、会社資料などを読み込んで用意しておく必要があります。

面接当日を想定してイメージを膨らませたり、展開できるエピソードに幅を持ったりと、準備はしておいた方が良いでしょう。

会話の天才ならその場でバンバン受け応えして、なんなら盛り上げることまで出来るでしょうけど、一般的には難しいです。

1、情報を集める

成功を掴むまでの間では、さまざまな決断を迫られます。

受験であれば、捨て科目を作って点数2倍換算の科目に力を入れるべきか、全科目底上げして総合点で勝負するか、はたまた一科目入試に挑むか。

スポーツの試合もどんな作戦で行くかを決めますし、面接でも話すべきことと、どうでもいいことの線引きが必要です。

仕事における成功であれば、判断することの多さは学生までの比ではなく毎日盛りだくさんな上に、自身のみならず他者もの利害にも影響します。

何の根拠もなくノリで決めたのでは不安ですし、着いて来てくれる人だって不安です。

まずは判断材料となる情報を集めましょう。

インターネット


この記事を読んでいただいているということは、何かしらのキーワードから検索、あるいは別記事のリンクで興味を持っていただけたということでしょう。

読者の皆様がインターネットを使う方々であることは前提として、その使い方を考えてみます。

ワードのパターンを変えて検索してみる

たとえば就職希望の会社を探すとき、会社一覧の中で雰囲気が記載されているサイトを求めているとします。

ある程度業界が絞られていれば次のように検索するでしょう。

「○○業界 会社 雰囲気」

しかし、この調べ方では望む情報が得られないこともあります。

なぜなら、検索したワードが本文中に出てくる、またはタグ付けされていない限り、類似する内容のサイトでも漏れてしまうことがあるからです。

そこでワードを変更してみる必要があります。

・○○業界…「おもちゃ」なら玩具、トイなど。また、「業界」を外してみる
・会社…企業、メーカー、スタジオなど
・雰囲気…風土、社風など

OR検索やNOT検索

「○○業界 会社 雰囲気」のようにスペースで区切る検索方法はAND検索といい、それぞれのワードが全て入っているサイトを探すことができます。

OR検索ではそれとは逆で、ワードのいずれかが一致しているサイトを検索するものです。

検索結果数が膨大になりやすいですが、AND検索と併用すると便利。

「○○業界会社 雰囲気OR風土」なら雰囲気か風土が含まれる○○業界の会社について調べることができます。

NOT検索は除外したいキーワードがある場合です。

「○○業界会社 雰囲気-海外」のように除外したいワードの前に「-(マイナス)」を付けて使います。

その他にも便利な検索方法があるので色々試してみましょう。

WEBメディアの記事なので、あまり言いたくはありませんが、インターネット上の情報は必ずしも正しいとは限りません。

閲覧数によって利益が出る形態である以上、キャッチ―な言葉を使うことに注力し、事実を誤認してしまうような内容もしばしば見かけます。

本にも「トンデモ本」と言われる、根拠の無い情報を羅列したものが存在しないわけではありません。

しかし、WEBメディアと比べれば、まだ情報の裏付けのあるものが多いです。

印刷して売るという形態はコストがかかっています。

出版直後の読者が「この本は有益だ」と認めないと売れませんし、最悪の場合は間違いを指摘されて回収がかかるかもしれません。

そうなっては利益にならないので、情報の精度は詳しくチェックされます。

インターネットも使い方さえ間違わなければ正しい情報を得られますが、ときには本を読んで確認することも大切です。

SNS

調べる対象に属する人々の生の声が知りたいといった場合には、SNSでキーワードを検索してみましょう。

企業に勤めている人が会社名を晒して愚痴ったりしていることはありませんが、学校などであれば書き込んでいる人が多いです。

文化祭や登下校中の写真なども結構多いので、雰囲気もよくわかるでしょう。

仕事においては、ユーザーの声やターゲットの希望しているものが分かります。

ただし、SNSこそ情報が正しいのか否か、全然根拠がなく書かれることばかりなので、鵜呑みにはしないようにしましょう。

知人に相談

身近な人が持つ情報もかなり大切です。

自分より年上の人なら、同じ道を通ってきた経験から適切なアドバイスをくれるかもしれませんし、同い年や年下であっても自分にはない視点をもたらしてくれるかもしれません。

自分で色々と調べても結論や方法が見えてこない場合には、相談してみましょう。

直接的な解決策が得られずとも、その会話によって何かが見えてくることだってあります。

また、その相談によって目的に共感した相手が協力者になってくれる可能性もあり、一層成功へ近づけることでしょう。

講演会など経験をした人の話を聞く

その道のプロや、自分が欲する成功を既に手に入れている人の講演会があれば、是非行ってみましょう。

講演会を開けるくらいですから、「この人の話が聞きたい」と思っている人が多くいるということです。

それだけ、ためになる話、その人にしか話せない面白いエピソードが聞けるものと期待できます。

無料講演会よりは料金を取るものの方が良いかもしれません。

無料の場合、その後の販売会がメインだったり、事業のPRであることが多いからです。

複数の情報を参照する

情報を集めるときは、1つのメディアの情報だけを信じるのではなく、他の情報源とも照らし合わせて考えることが大切です。

また、時間が経過しなければ真偽のほどが分からないこともあります。

たとえば大きな地震があったとき、SNSでは「動物園からライオンが逃げた」というデマが拡散されてしまいました。

また、トイレットペーパーがなくなるというデマに踊らされた人々がスーパーに押し寄せて必要以上に買いこんだことも。

インターネット掲示板で、ある事件の犯人とただ名字と県が同じというだけで、無関係の人が親族だと名指しされて拡散、クレームの電話が相次いだという被害もありました。

得た情報の真偽は、その裏付けがしっかりと取れるまで不用意に信じ込んではいけません。

成功するための準備以外でも、複数の情報を参照する癖をつけましょう。

2、情報をまとめて自分に合う方法を見つける

情報収集が終わったら、具体的な方法を検討する段階に入ります。

このとき、多くの人は「正解の方法」を見つけようとしますが、そうではなく「自分に合う方法」を見つけることが大切です。

成功例をそのまま実践しない

誰かの成功例は参考にこそなれど、必ずしも成功する方法とは限りません。

貧乏から大金持ちになった投資家が「まずは一歩踏み出す勇気。

恐れずに投資してみよう」と言ったとしましょう。

たしかに投資してみなければ投資で成功することはありませんが、勇気だけがあれば良いってものでもありません。

よくよく調べてみると、その人は本当の貧乏だったのではなく、親が金持ちで、反発して家を飛び出しただけ。

失敗してもまぁ後ろ盾のある環境がある中“自ら好んで”貧乏をやっていただけ、なんてのはよくある話です。

その投資家にとっては「勇気を持って踏み出したら成功した」なのかもしれません。

しかし、自分に置き換えたとき、損が出たら本当に明日はないというギリギリの精神状況で、踏ん張れるか否かを考えなければならないということです。

他人の成功例は、その人にとって成功だっただけ、言ってみれば結果論。

同じ方法をやって失敗した人の方が実は多いかもしれないということを念頭に置いておきましょう。

これが念頭にあれば「自分がやるならどうするか」を考えることができます。

失敗例ばかりみると失敗に引きずられる

思考とは不思議なもので、他人の思考が乗り移ることがあります。

失敗例ばかり見ていると、失敗する理論がいつしか脳に刷り込まれて、気づかぬ内に失敗へ突き進むことがあるので要注意です。

成功例と失敗例はバランスよく見て、その上で思考し、自分の中で結論を導き出しましょう。

ただ見ただけでは、まだ理論が自分のものになっていません。

自分が今ある状況に最善な方法

夢はいくらでも見ることができます。

妄想とも呼べるレベルなら、何を考えても個人の自由です。

とはいえ、現実的な成功を考えるのであれば、今の自分の状況を精査することが大切です。

分かりやすく言うと「1年後には宝くじが当たっているから、今借金して会社立ち上げても平気だな」というのが、今の状況を無視した方法。

現実的な考え方をすれば「会社を立ち上げるには○○万円かかるから、その資金を集めるために今できることは何だろう」となるはずです。

資金は足りるか?

資金に関しては希望的観測は一切排除することをおすすめします。

多くの経営者はこれで失敗するからです。

未来永劫、当初計画と同じ利益が生じると思いこんだり、ライバル店は絶対にこの地域にこないから大丈夫と思うのが希望的観測。

それは、もはや妄想です。

資金は短期計画と中長期計画の両面で考えなければならない問題なので、ノリとか勢いで成功できるもんではありません。

これは何も経営者に限った話ではないです。

高校生が「奨学金を借りれば大学に行ける」と思ったとします。

それ自体は「自分で大学に通おうとするなんて偉いなぁ」という話ですが、現実はそう甘くはないものです。

まず奨学金が下りる前に入学金を払う必要があります。

私立大学なら30万円くらいは必要になるでしょう。

それはどうするのか。

「お年玉貯金があるし!」と思っていたら、とっくの昔に親が使い込んで消えてたなんてことありますからね。

高校生の内からアルバイトをして貯金しておかなければならないわけです。

そして、奨学金で学費分満額借りるのは自由ですが、将来的に返していけるのかも考えて借りる必要があります。

毎月2万円にのぼる返済は新入社員の給与では難しいもの。

初任給が“手取りで”20万円あれば月2万円を返済しても大丈夫でしょうけど、16万円くらいだとキツイです。

金の問題は将来の自分に過度な期待をして計画を立ててはいけません。

身体と精神の健康に直結するので、目先のことだけでなく、具体的かつ現実的な計画の上で判断しましょう。

時間は作れるか?

何かを成し遂げようとするとき、お金が必要になるのはケースバイケースでも、時間だけは確実に必要です。

いくら頭が良くても「明日司法試験らしいから、今から勉強しよ」と前日に初めて法律の勉強を開始したって受かるはずはありません。

情報集めも含め、成功したい期日からの逆算で時間が十分に取れるのかを考えましょう。

「当たって砕けろ」の精神でまずは挑み、失敗から次の成功への学びにすることが前提ならそれも手ですが、場合によっては「今は温存」が適切なこともあります。

大まかなゴールの目星はついているか

成功するためには、何をもって成功とみなすのか、決めておかなければなりませんよね。

上を見たらキリが無いかもしれません。

スポーツの試合で考えてみます。

「まず一勝」に始まり、「連勝」「地区大会優勝」「県大会優勝」「地方大会優勝」「全国優勝」など上を目指せば目指すだけまだあります。

上を目指すのは良いことですが、今まで一勝もしたことのないチームが「全国大会優勝」を掲げて情報収集や方法を考えても意味がありません。

現状から飛躍しすぎないところに一旦のゴールを設けて、そこに到達したら次のステップを考えるようにしましょう。

調べた情報のいいとこ取りをする

情報収集後は、ただ並べて眺めるのではなく、一つ一つを比べたり、より深い情報を追ったりしてから「いいところ」を抜き出してみましょう。

成功例を複数調べたのであれば、その中から「自分にも適用できること」を抜き出し、それでも足りないと考えられる部分は対策を練ります。

計画を立てる

計画を立てるときのコツは余白を含めること。

ギリギリの計画は、まず上手くいきません。

受験が2月にあるとして、知識の詰め込みを1月末までやっていたのでは間に合わないでしょう。

前年11月までには学習を終え、12月からは演習問題にひたすら取り組み、当日までに試験に慣れるという時間配分が必要です。

仕事のプロジェクトで、利益率を10%は確保しなければならないなら、計画段階では20%など多めに残しておいて、何かあっても対応できるようにしておいた方が良いでしょう。

日程を決める

計画を立てても実行できなければ机上の空論と化すので、具体的に日程を決めましょう。

逆算で考えると決めやすいです。

先述の例のように、2月が受験で前2カ月はひたすら演習、前年11月までに学習を終えるとします。

10月にはおおよその学習が完了していて、11月は詰めに入る期間。

とすれば、9月や8月、またそれ以前の学習計画も自ずと見えてくるはずです。

面接の準備にしても、3日間くらいで情報収集から面接の練習までというのは怒涛の勢いすぎます。

情報収集は2週間前、1週間前までに情報の整理を完了し、本番までの1週間で面接の練習とブラッシュアップなど、具体的な日程を決めて実行に移しましょう。

3、必要なものを揃える

計画と予定が立ったら、それを実行するのに必要なものを揃えなければなりません。

それが整っていないまま闇雲に走り出しても失敗してしまいます。

資金

資金に関しては、最低必要ラインを用意するだけではちょっと心許ないかもしれません。

大学に入りたい場合で考えてみます。

入学金30万円だけを貯めるなら簡単かもしれませんが、支払うと同時に貯金が0円になったとして、その後の大学生活は大丈夫でしょうか。

入学してみないと、教科書の値段や、その他教材費、研究費などが分からないことが多いです。

それ以外にも、部活やサークルに入れば活動費などもありますし、友達との交友費も必要になるでしょう。

交通費も結構かかると思います。

資金は最低限必要な金額よりプラスアルファで揃えておくことをおすすめします。

精神衛生上もその方が安心です。

また、計画実行当初に必要な資金は揃えられたとしても、その後の資金繰りはどうするのかという問題もあります。

収入が持続できるなら問題ないですが、とりあえず初回の資金以降は目処がたっていないとなると、資金繰りの計画も早く練って実行する必要があります。

時間

時間を確保するには、それ以外のことに割く時間も含めて、配分しなければなりません。

資金を得るために稼ぐ時間、計画を練る時間、実行に移す時間、そして生活の時間。

何かが欠けても上手くいかないので、バランス良く、なおかつ無理のないように検討しましょう。

また、自分の全力が持続することを想定するのはやめておいた方がいいでしょう。

徹夜続きのスケジュールだと、すぐ限界が来てしまう可能性があります。

睡眠時間、休息時間、心を休めるための娯楽の時間もしっかり確保することをおすすめします。

協力者や志が同じ人

一人で成し遂げられることはそう多くありませんので、協力者や同志を募りましょう。

できれば、自分が立てた計画を冷静に分析してくれる人、窮地に陥ってもプラス思考をもたらせる人、体力がある人など、得意なことや考え方、視点が異なる人を揃えるのが理想的です。

目的は同じであるべきですが、考え方まで同じだと間違いに誰も気づくことなく突き進んでしまう恐れがあります。

意見が対立することがあっても、冷静に話し合うことさえできれば、その対立はむしろプラスに働くでしょう。

その他必要なもの

経済学においては、経営資源を「ヒト・モノ・カネ」と考えます。

最近はこれに「情報」も加わるようになってきました。

「ヒト」は人材。

ビジネスでないにしても、協力者や同志と考えれば良いでしょう。

「カネ」はそのまま「金」で資金のことです。

そして「モノ」。

これは設備や材料などの物的資源のことを指します。

「ヒト」と「カネ」だけあっても、計画を実行するにあたっては「モノ」が必要になってきます。

就活なら、自分をピシッと見せてくれるスーツや靴、鞄などもモノですし、受験なら役立つツールや教科書などもそうです。

ヒト・モノ・カネは相互関係にあるので、漏れのないように検討しましょう。

4、最終チェック

「完璧な計画!最高の準備!あとはやるだけ!」と思っても一旦ストップ。

念のための最終確認をおすすめします。

全てが順調に進んでいるときほど、万能感を持ってしまい、既に成功した気になる人もいます。

こうなると細かな抜け漏れを見落としてしまうことがあるため、一度冷静に見直す時間を持ちましょう。

また、進めていく内に当初の計画とはズレていた、なんてこともあります。

改めて最終チェックをすることで、これらの問題を防ぎましょう。

成功するビジョンを描けているか

成功するビジョンを描くことは大切です。

『海底二万マイル』や『月世界旅行』で有名な小説家ジュール・ヴェルヌの言葉とされているものに「人間が想像できることは人間が必ず実現できる」というのがあります。

ジュール・ヴェルヌは19世紀の作家であり、当時は月に行くことなんて誰も現実的とは思っていませんでした。

まだ自動車のエンジンが発明された頃ですからね。

しかし、その“空想の物語”は時代を経て現実のものとなりました。

人の成すことは、最初に想像があって、それを実現しようとする過程で生み出されるものが多いです。

逆に言えば、誰も想像していないのに現実の方からやって来てくれることは少ないということ。

成功したいのであれば、そのビジョンを描くべきです。

辛いときにはそれが希望になり、上手く事が運んでいるときも、目標までの道のりが分かるため、調子に乗らずに済みます。

ゴールはブレてないか

進学先や就職先を探しているときにありがちなのが「魅力的な情報に目が行ってしまう」こと。

本当は法律を勉強したかった高校生が「近くに繁華街があって放課後は遊べる」「単位を取るのが楽」「面白そうなサークルがある」「モテるらしい」などといった情報ばかりに目が行ったらどうでしょう。

最初こそ「法律の勉強がしたい」と思って計画していたのに、いつの間にか「楽しい学生生活を送りたい」へとゴールがすり替わってしまうかもしれません。

就職先も同じように、給料が高いから、残業がないから、などの理由で全くもって興味のない業種に進んでしまう人がいます。

このようにゴールがブレたまま進んでしまった人は、後からが大変かもしれません。

最初こそ楽しかったり嬉しかったりするのですが、根本的なやる気がちっとも出てこなくなり、平気でサボり始めます。

結果、大学なら留年、就職ならわずか数か月でシャカリキ転職活動という状況に陥るでしょう。

調べを進める内に、確信を持ってゴールを変えるのは構いませんが、なんとなくでブレていないかどうか要チェックです。

自分は出来る、と信じているか

自分を信じることは他者に信じてもらう前提にもなります。

出来ると信じているからこそ、堂々とした姿勢、明朗な態度を示すことができるからです。

もし、自分を信じることができていなければ、何かまだ不安要素があるのに無意識で目を向けないようにしている、どこかで嘘をついてしまっているなどが考えられます。

今までやってきたことを振り返り、肯定できるところは肯定し、改善の余地があるところは改善する。

これを行えば、自信は簡単に取り戻せます。

そして、この対応をしておくのと目を瞑るのとでは、成功までの距離や期間にも差が出るでしょう。

自信というのは頭の中で考えるよりも、実績を作り、それを自ら肯定した方が後からブレません。

実績は考えに行動が伴って生じるので、くよくよする前に動けるところから動きましょう。

協力者や同志と目的の統一ができているか

協力者や同志がたくさん集まってくれたら嬉しいですよね。

ただ、そこで気になるのは「統率がとれるか」ということです。

2~3人のチームならまず問題ないでしょう。

でもそれが10人、100人となると、目的が違う人が利害だけで乗っかるために紛れ込む恐れが出てきます。

サボる人や裏切る人などもいるかもしれません。

同じ目的を達成しようと励むときに、最初からこういう人がいると気付いたときにはリスクが表面化してしまいます。

資金やフォローできる人員など、規模が大きくなったり、新たなメンバーにも通じるマニュアルや伝統が生まれてくれば、リスク回避はできるようになるでしょう。

とはいえ、そこに至るまで、とくに初動数名の内は目的を統一しておくことをおすすめします。

責任を取る度量が自分にあるか

成功のビジョンを描くことは大切だし、自分を信じてあげることも必要です。

しかし、必ずしも成功するわけではないのが現実です。

どんなに完璧に進めていても、予測不能のトラブルが生じる可能性もあります。

しかし、どんな理由にせよ、失敗したときの責任をとるのは自分です。

巻き込んでしまった人への責任もそうですが、自分の将来に責任を持てるのも自分だけです。

何かを始めるなら、その責任を背負う度量が自分にあるかどうかを考えましょう。

想像のレベルで逃げ出してしまうようなら、それは本気ではないかもしれません。

準備をすれば自信が持てる!

どんなことも始めたばかりの時は不安が付きまとうものです。

1日で全てが決まってしまうような受験や面接、試合では、当日も数々の不安が頭を駆け巡るでしょう。

そのとき安心を与えてくれるのが準備をしてきたという自信です。

「これだけやってきたのだから、後は勝負するだけだ」と自分で自分を説得することができます。

そこに自信がなければ、十分ではなかったと薄々感じていた部分が思い出され、より不安が煽られるかもしれません。

全てを完璧に準備仕切ってから動くことは必須ではありませんし、完璧だと思っても結果として抜け漏れが発覚することは往々にしてあります。

しかし、少なくとも「できるだけのことはやりきった」と思えるところまでは準備することが大切です。

そして、その姿勢は周囲の人に“本気”であると映ります。

本気な人にこそ、協力者や同志は集まるものだと考えて、まずは自分から、積極的に行動していきましょう。